小児歯科

小児歯科

虫歯治療だけでなく、外傷治療,予防処置や歯並び、噛み合わせの問題、口腔機能の発達など、子供の成長に合わせた幅広い診療を行います.

フッ素塗布が必要な理由

お子様の乳歯は歯質が柔らかく、虫歯菌の出す酸に対する抵抗力が弱いため、虫歯になりやすい特性があります。フッ素塗布を行うことで、歯の表面に保護膜を形成し、歯質を強化して酸に強い歯を作ります。これにより虫歯予防効果が持続し、お口の中の全ての歯を総合的に守ることができます。

フッ素塗布の治療手順

1.歯の表面の汚れやプラークを丁寧に除去

2.唾液が入らないように防湿を行い、歯の表面をしっかり乾燥

3.専用のフッ素ゲルやフォームを歯面全体に均一に塗布

4.約1~4分間、フッ素が歯質に浸透するまで待つ

*効果持続のため、3~6ヶ月ごとの定期塗布が推奨されます。

フッ素塗布後の注意事項

施術後1時間は
・飲食を控える(水も不可)
・うがいをしない

施術後1時間以降
・可能:水、柔らかい流動食
・避けるべき:熱いもの・冷たいもの・炭酸飲料

施術後12~24時間は
・歯磨きを控える
・デンタルフロスや歯間ブラシの使用を避ける

フッ素塗布の推奨時期

・開始時期:乳歯が生え揃う2~3歳頃から
・継続時期:永久歯が生え揃う小学校6年生頃まで
・推奨頻度:3~6ヶ月ごとの定期塗布

フッ素塗布が適切ではない場合

1.アレルギー歴
・フッ素塗布液の成分に対するアレルギーがある場合
・喘息疾患をお持ちの方(事前の医師相談が必要)

2.口腔内の状態
・口腔内に潰瘍や炎症がある場合
・広範囲の歯肉炎や口内炎が認められる場合

3.全身状態
・フッ素代謝に影響する腎疾患がある場合
・妊娠初期(つわりがひどい時期)は状態に応じて判断

※いずれの場合も、まずは歯科医師にご相談ください。
状態が改善した後での塗布や、代替予防処置をご提案できる場合があります。

シーラント処置とは

フッ素配合のシーラント材で奥歯の咀嚼面にある深い溝を埋めて再石灰化作用を促進する虫歯の予防処置です。

シーラント処置の推奨時期

【乳歯】
・3~5歳:乳臼歯が生え揃った時期

【永久歯】
・6~7歳:第1大臼歯(6歳臼歯)
・10~12歳:第1・第2小臼歯
・11~13歳:第2大臼歯(12歳臼歯)

シーラント処置後の注意点

【直後の注意事項】
・施術後1時間:飲食禁止(完全な硬化のため)
・当日中:柔らかい食事を推奨(硬い食品・粘着性食品は避ける)

【長期的なケア】
・6~12ヶ月ごとの定期検診で状態確認(剥がれ・欠損のチェック)
・異常が認められた場合、早期の再処置が必要
・通常通りの歯磨きとフロッシングを継続

【日常生活での注意】
・氷・飴・骨など極端に硬い物を咬むのは避ける
・ナッツ類などの硬い食品は注意して摂取

※シーラントは「予防処置」であり、通常の歯磨きと定期検診の併用が効果持続のポイントです

歯科シーラント処置手順

歯面清掃  >  溝の酸処理 >  水洗・乾燥 >  シーラント材注入  >  光で硬化